登るまでに素人ながらいろいろ調べ計画を立てました。
どこの登山口から登るか?
富士山には4つの登山ルートがあります。
- 吉田ルート
- 須走ルート
- 御殿場ルート
- 富士宮ルート
この4つのルートがありそれぞれの特徴があります。
吉田ルート
他のルートに比べ1番登山者数が多いルートです。
登山者数と山小屋の数が1番多いので初心者でも安心して登れるコースのようです。
しかし団体客が多くかなり混雑するようです。
須走ルート
唯一森歩きを楽しめるルート。8合目からは吉田ルートと合流するので混雑します。
自分はこのルートを選びましたが吉田ルートと合流するまではかなりゆっくり登れました。
御殿場ルート
登山者数が1番少ないルートです。登山口の標高が低く高山病になりにくいですが、その分歩行距離が1番長いルートで登山経験者向けのルートです。
富士宮ルート
歩行距離は最短ですが傾斜がきついルートです。登山道と下山道が一緒なので混雑します。登山者数は2番目に多いルートです。
自分は須走ルートから登ることにしました。
理由はゆったり登れそうなルートだったから。
歩行距離も長すぎず、登山者数も多くないルートなので自分のペースで登れるんじゃないかと思いました。
富士初登頂で高山病になるのが怖かったのでゆっくり登ろうと決めていました。
登山のプラン
登山プランを立てる上で重要視した点が2点
- ご来光を見る目的があったので頂上にはそのタイミングで登る計画
- 高山病が怖いので山小屋で半泊して体を高度順応させる
この2点をおりこんで、だいたいの計画を立てました。
0830 須走多目的駐車場着
0900 シャトルバスで5合目に向かう
0930 5合目到着 標高に体を慣らす為、1時間ぐらい休憩
1030 出発 途中休憩をしながら登山
1400 本7合目山小屋見晴館到着 夕食 仮眠
0200 山小屋出発 頂上へ
0400 頂上到着
0430 ご来光 お守りを買って気が向いたら下山
だいたいこんな感じの計画を立てました。
実際登った結果、ほぼ計画通りに進みました。
高山病対策
1人登山だったので高山病で体調を崩す事を1番恐れていました。
なので調べて対策をすることにしました。
- 5合目の登山口で1時間ほど体を標高に慣らす。
- 息をなるべく切らさないようにゆっくり登る
- 山小屋で休憩をして標高に体を慣らす。
- 水分補給をこまめにする。
自分がとった対策はこんな感じです。
実際登ってみて体調が悪くなる事はありませんでした。
しかし登山者の人でぐったりしてる人は何人も見ました。
吐いている人もいましたし、吐いた痕跡も見かけました。
道でうずくまって連れの人に介抱されている人も見ました。
山小屋でたまたま話した男の人は昨年7合目まできたけど高山病でリタイヤしたと言っていました。
1年間トレーニングして今年は富士山に挑んでいるけど少し頭が痛いと言っていました。
その人曰く、偏頭痛持ちの人は高山病になりやすい傾向があると言ってました。ホントかどうかはわかりませんが少し納得しました。
結果としては高山病にならずにすみました。
エネルギー補給
いろいろ調べて計画を立てているうちに「シャリバテ」という言葉を初めて知りました。
糖質が枯渇して急にバテてしまう現象だそうです。
シャリバテ対策として
- ウィダーインゼリー
- アメちゃん
- 板チョコ
をポケットに忍ばせました。
実際は途中で昼食のおにぎりを食べたのでこれらのものを食べなくてもシャリバテになる事はありませんでした。
そらから水分は500mlペットでの水を2本、スポーツドリンクを2本、計2リットル持っていきました。1本分は未開封で余りました。
天候がほとんど雨か曇りだったのでこの量でも十分足りました。
次の記事では実際に登った様子を書いていきます。