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僕が適応障害になった話(4)


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susanboyle.hatenablog.com

 

 

前回の続きです。

 

 

上司に打ち明けた 

こころの相談窓口に電話して少し楽になりましたがやっぱり上司に相談して病院に行かないと状況は良くならない事を再確認しました。

 

意を決して上司に話したい事があるので時間をとってもらうようお願いしました。

 

仕事終わりに話すことになりその時になりました。

 

僕は全部を打ち明けました。

 

 

 

1ヶ月ぐらい前から気持ちが沈み始めていて今どうしようもなくなっていること。

 

眠れなかったりご飯が食べれなかったりする事。

 

今まで頑張れていた事が頑張れなくなってしまったこと。

 

仕事を中途半端にして周りに迷惑をかけることが申し訳なくてなかなか打ち明けられなかったこと。

 

せっかく仕事をまかせてもらったのに満足に回せなくて申し訳なく思っている事。

 

人生をリセットしたいようなどうしようもない気持ちになってしまうこと。

 

 

 

僕はこの時も泣いていました。

 今までの人生、人前でこんなに泣いた記憶がありません。

 

そして泣いても全然スッキリしないのです。

 

 溢れてくるのは自分への情けなさと周りへの申し訳なさでした。

 

 

 

上司は気づいてやれなくてごめんと言いました。

 

今までちゃんと助けてやれなくてごめんと言いました。

 

 

 

謝られるのも辛かった。

その時は何でもかんでも自分のせいだと自分を責めてしまうのです。

 

その上司は僕の直属の上司でしたが恨んだりするような気持ちはありませんでした。

人事権はその人にはないし、何度も助けてもらっていたしいろいろなアイディアも出してもらっていたからです。

だから逆に申し訳ない気持ちが出てきてしまって、さらに自分を責めてしまう悪循環でした。 

 

 

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やっぱり適応障害 

上司の命令で次の日からとりあえず仕事を休む事になりました。

心療内科の予約が近いところで取れず病院に行くのは1週間後になってしまいました。

家にいれば職場にいるより気持ちは楽なのですが、しばらくは落ち込んでいました。

 

なんでこんな事になってしまったんだろう‥‥

周りの人に迷惑をかけてしまった‥‥

これからどうなっていくんだろう‥‥

 

そんな感情がグルグル回っていました。

 

1週間後、上司と妻と3人で病院に行きました。

 

診断はやはり適応障害でした。

 

お医者さんにはとりあえず仕事を1か月休むように言われました。

診断書を出してもらいそのまま1か月休む事になりました。

 

結果的に1ヶ月では復帰出来ず2ヶ月休んだ後に復帰しました。

最初の1か月は代休をあてて、2か月目は病気休暇を使いました。

 

時間と共に症状は良くなっていった

適応障害うつ病とは違いストレスの原因がはっきりしていてそのストレスから離れれば治る事が多いのが特徴です。

休んですぐにとはいきませんでしたが徐々に症状は良くなっていきました。

病院では漢方薬を処方されてそれを朝晩毎日飲みました。効いているのはよくわかりません。

 

気晴らしに買い物に出かけたり旅行に行ったりもしました。

 

2週間に1回ぐらいのペースで病院に通いその度に上司は心配だからとついてきてくれました。

 

普段生活している分には全然平気なのに仕事の事を考え始めるとずんと気持ちが沈みます。

しかし時が経っていくうちに気持ちの波は深いものから段々と浅い波になるようになっていきました。

 

気持ちが沈む頻度が減っていき浮き沈みが無くなっていきました。

 

心の状態が良くなってくると不眠や食欲不振などの症状も改善されているのを感じました。

 

僕の症状は仕事から離れると、時間と共に改善されていきました。

 

休暇を取ってから2か月経つ頃には医者のゴーサインも出て仕事に復帰することになりました。

 

仕事には復帰する事は出来ましたが以前のようなモチベーションはなくなってしまいました。

 

次の記事で適応障害の話は最後にします。