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僕が適応障害になった話(2)


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前回からの続きになります。

 

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僕の心と体に出た不調

徐々に出てくる不調

仕事に夢中で取り組んでいましたが環境が変わってから1か月ぐらいしてから変化が出始めました。

徐々にですが気持ちが沈む時間が増えていきました。いろいろな感情が混ざっているのですがよくこんな感じで考えていました。

 

  • 「僕はなんでこんな覚えが悪くて要領が悪いんだろう」
  • 「こんなに働いて僕の人生はいったいなんなんだろう」
  • 「僕がまかされた仕事だから他の人に迷惑はかけられない」

 

こんな感情が浮かんでくるとなかなか消えてくれず集中力も欠けていました。

朝仕事に行くのが憂鬱で仕方がなくなっていました。

 

それでも仕事には毎日向かっていたのですが夜の寝つきが悪くなり段々と眠れなくなったり無気力になってしまい食欲も無くなっていきました。

 

僕は寝つきで悩んだことが今まで人生でほとんどないですし、食欲がなくなるという事も今までの人生でほとんど経験したことがなかったので自分でも異常に感じていました。

妻も様子のおかしい僕を心配していました。

 

リセットしてしまいたい

現れてきた症状が徐々にひどくなってくると自殺願望に近い感情が出てくるようになっていました。

 

自殺する勇気もないですし死にたいというレベルまではいかなかったですが何もかもリセットしたいような感情になりました。

 

その時に初めて、朝の通勤時に電車に飛び込んでしまう人の気がわかった気がしました。

あの人達は会社や学校に行くのが辛くて辛くて衝動的に電車に飛び込んでるんじゃないかと。

 

今までだったら「朝なんかに電車に飛び込んで大勢の人に迷惑かけて最悪」ぐらいに思っていたのに、ふと気持ちを理解出来てしまったのが自分の中で衝撃でした。

 

幸いにも僕は電車で仕事に行くことは無かったので助かりました。

 

けど朝が憂鬱で憂鬱で仕方がありません。家を出ようとするとお腹を下したりもしていました。

朝が来るのが嫌なので夜も寝れなくなる悪循環でした。眠りについてもどこか不安で憂鬱な感情が頭の中にいて熟睡出来なくなっていました。

 

勝手に涙が出てくる

この頃には妻にも病院に行くように勧められていたし自分でも明らかにおかしいことはわかっていました。

 

けどなかなか上司に言い出す事が出来ませんでした。

もし、うつ病などと診断されて大事になるのが怖かったのです。

仕事を休む事になればみんなに迷惑をかけてしまう。

そんな気持ちでした。

 

職場では普通な自分を無理に装うので誰も僕の異常には気づいていません。

けど僕のこころと体は常にSOSを送っていました。

 

家に帰って玄関を開けた瞬間に一気に涙が出てきました。

僕のこころは壊れてました。

そんな僕を見て妻も泣いていました。

泣いている妻を見て僕は余計悲しくなりました。

 

「僕はなんて情けない男なんだろうか。仕事も満足に出来ずに家族も泣かせてしまっている。本当に情けない。情けない。情けない‥‥」

 

本当に消えて無くなってしまいたい気持ちになりました。

この時に病院に行こうと決心しました。

この状況を抜け出さなくてはいけない。

壊れてしまったこころですが何とか元に戻りたかった。

 

 つづく