いくつかの記事で公にしているのですが僕は適応障害という精神疾患と診断された事があります。
今日はその経緯を記事にしていきます。
適応障害害
適応障害(てきおうしょうがい、英: Adjustment disorder:AD)とは、はっきりと確認できるストレス因子によって、著しい苦痛や機能の障害が生じており、そのストレス因子が除去されれば症状が消失する特徴を持つ精神障害である。
僕の場合は仕事のストレスが原因で体調を崩しました。
僕の症状としては適応障害と診断される1ヶ月くらい前から気持ちが沈む時間が増え、診断される頃には自分でコントロール出来ないぐらい気持ちが落ち込んでいました。
仕事に対する集中力も欠けていき不眠や食欲不振の症状が出てしまいました。
適応障害はうつ病の前兆とも言え、適応障害から経過をみてうつ病と診断される人が多いのも特徴です。
うつ病との違い
うつ病(うつびょう、鬱病、欝病、英語: Clinical Depression)は、気分障害の一種であり、抑うつ気分、意欲・興味・精神活動の低下、焦燥(しょうそう)、食欲低下、不眠、持続する悲しみ・不安などを特徴とした精神障害である[2]。
適応障害とうつ病の症状は似ています。僕自身も病院に行く前は適応障害というものを知らなかったのでうつ病になってしまったのかと思いました。
うつ病と適応障害の最大の違いは抑うつ状態(気分が落ち込んだ状態)の持続性です。
僕がなった適応症障害はストレスの原因から離れると症状が緩和して余裕が出てきます。しかしうつ病は一回なってしまうとストレスの原因から離れても抑うつ状態は改善されません。
僕が適応障害になったわけ
ざっくり言うと僕は仕事の環境の変化がストレスになり適応障害になってしまいました。人って生きていれば誰でも何かしらのストレスを抱えていますよね。
僕もそれなりのストレスは感じながら今まで30年以上生きてきました。
けど今回はそのストレスを溜め込んでしまったのが一番の元凶だったと今は感じています。
仕事の細部の話は出来ないのですが主な原因となった点を上げます。
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チームの人員が減ったにも関わらず新たな人員の補充が無かった
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チームの人員が減ると同時に僕が重要なポストを任される事になったが新しい仕事に不慣れだった。
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残業しなければ仕事が回らない状態であったが昨今の労働環境の改善の風潮にのっかり残業が許されなかった。
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残業は許されないが仕事は終わらせなければならない+結果を出したいので隠れて休日出勤していた。
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職場の上司に気を使い過ぎて言いたい事が言えなかった。
主に言える点はこんな感じです。今となっては改善すべき反省点がたくさんあるのですが僕が適応障害になる前の労働環境はこんな感じでした。
書き出すとどれも単純なことなんですが、僕のメンタルの真面目な部分と組み合わさると心には良くないストレスがかかり、さらに溜め込む状態になってしまったのです。
僕の考えとしては与えられた仕事は自分でこなしたかったし、上司の期待も感じていました。新たなポストも成長のチャンスと捉え仕事を覚えるのにも必死でした。
けどそれと同時に労働時間も増えていき肉体的にも精神的にも疲弊していくのを感じていました。
頼れる人もいなかったし自分が潰れてしまえばチームが回らなくなる。そうなるといろんな人に迷惑をかけてしまう。そんな思考で自分で自分を追い込んでしまいました。
次の記事で段々と出てきた症状と仕事に復帰するまでを書いていきます。